犬の葬儀コラム

愛犬の最期を迎えたときにやるべき手続きまとめ

愛犬の最期を迎えたときにやるべき手続きまとめ

愛犬とのお別れは、本当に胸が締め付けられるほど辛い経験ですよね。
深い悲しみの中で、「これからどうすればいいの?」「役所の手続きってどうなんだろう?」と不安を感じている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
実はお葬式や火葬だけでなく、犬が亡くなった際には法律で定められたいくつかのお手続きが必要なんですよ!
この記事では、「愛犬の最期を迎えたときにやるべき手続きまとめ」として、必要な書類から提出先、最新のルールまでをわかりやすく丁寧に解説していきます。
この記事を読んでいただければ、迷うことなくスムーズに手続きを進めることができますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

愛犬が亡くなった際に必要な手続きはこれ!

愛犬が亡くなった際に必要な手続きはこれ!

愛犬が最期を迎えたとき、まず知っておいていただきたいのは、役所への死亡届の提出が法律で義務付けられているということです!
生後91日以上のワンちゃんは役所に登録されているため、亡くなった際にも必ず届け出が必要なんですよ。
さらに、最近の法改正によってマイクロチップの登録削除も必須になっています。

猫ちゃんや小鳥、ハムスターなどの小動物の場合は、こういった市役所への死亡届は必要ありません。
しかし、犬の場合は狂犬病予防法などの関係で、しっかりとした手続きが必要不可欠なんですね!

なぜ死亡届や登録削除が必要なの?

なぜ死亡届や登録削除が必要なの?

愛犬との別れで辛い時期に、なぜこんなに手続きをしなければならないのか、気になりますよね。
その理由は、主に私たちの生活を守る大切な法律に関わっているからなんです!

狂犬病予防法による義務

一番大きな理由は「狂犬病予防法」という法律によるものです。
死亡届を出さずにそのままにしていると、役所のデータ上では「まだこのワンちゃんは元気に生きている」と判断されてしまいます。
そのため、毎年狂犬病予防注射の案内や督促状がご自宅に届き続けてしまうんですよ!
これに対応しないでいると、「予防接種を怠っている」とみなされてしまうこともあるので、後々のトラブルを防ぐためにも注意が必要ですね。

マイクロチップ登録の最新ルール

もうひとつの大きな理由が、マイクロチップに関する新しい法律です。
なんと、令和4年(2022年)6月1日以降に販売されたワンちゃんには、マイクロチップの装着と登録が義務化されました!
そのため、マイクロチップが装着されている愛犬の場合は、役所の手続きとは別に環境省への死亡届出と登録削除の手続きが新たに必要になっているんです。
この手続きは、愛犬の死亡から30日以内に行うことが求められていますので、忘れないようにしたいですね。

実際にやるべき手続きのステップを詳しく解説!

実際にやるべき手続きのステップを詳しく解説!

それでは、具体的にどんな手続きをどこで行えばいいのか、順番に詳しく見ていきましょう!
大きく分けて3つの大切な手続きがありますよ。

1. 役所への死亡届の提出と鑑札の返却

まずは、お住まいの市役所が管轄する保健所や地域センターで行う手続きです。
提出の期限は自治体によって異なりますが、例えば札幌市などでは30日以内の届け出が必要とされています!
最近は、窓口に直接行かなくても、インターネットの専用フォームから申請できる自治体も増えているんですよ。とても便利ですよね!
インターネット申請の場合は、専用フォームに「申請日」「メールアドレス」「飼い主情報」「犬の情報」「登録番号」「狂犬病予防注射票番号」などを入力して送信する形になります。

窓口に行く場合もインターネットを利用する場合も、以下の情報や物品を用意してくださいね。

  • 死亡届の用紙(窓口やホームページから入手できます)
  • 飼い主さんの情報(住所・氏名・連絡先)
  • 愛犬の情報(名前・生年月日・年齢・毛色・亡くなった年月日)
  • 犬の登録年度と登録番号
  • 犬の登録証(鑑札というプレート状の金属タグ)
  • 狂犬病予防注射済票

ここで気になるのが、「鑑札や注射済票はどうなるの?」ということではないでしょうか。
基本的には窓口への返却が必須となります。
でも、「愛犬の生きた証として手元に残しておきたい!」と思う飼い主さんもたくさんいらっしゃいますよね。
実は、事前に窓口で相談すれば、思い出の品として手元に残せるように対応してもらえることもあるんですよ!諦めずにぜひ一度聞いてみてくださいね。

2. マイクロチップの登録削除(環境省)

次に、マイクロチップを装着しているワンちゃんの場合です。
こちらは役所ではなく、環境省の公式サイトからオンラインで手続きを行います
こちらも死亡から30日以内に完了させる必要がありますよ!
オンラインで申請を進める際には、以下の情報が必要になります。

  • マイクロチップの識別番号
  • 暗証記号

いざという時に慌てないよう、あらかじめ登録証明書を手元に用意しておくとスムーズに手続きが進められますね!

3. 血統書団体への連絡と抹消手続き

もし、愛犬がジャパンケネルクラブ(JKC)などの血統書団体に登録されている場合は、血統書登録の抹消手続きも忘れずに行いましょう。
基本的には、持っている血統書を団体へ返送することになります。
「立派な血統書だし、記念に手元に置いておきたいな」という場合は、その旨を書面に書いて一緒に送付すると、抹消印を押した上で返却してもらえることが多いんですよ!
こちらも団体によって対応が異なることがあるので、事前に公式サイトなどで確認してみてくださいね。

その他の動物との違いってなに?

ちなみに、犬以外の動物について少し触れておきますね。
先ほどお伝えした通り、一般的な猫やハムスターなどは死亡届は不要ですが、もしライオンやトラ、クマ、ワニといった「特定動物」を飼育していた場合は注意が必要です。
人に危害を加えるおそれがあるため、『飼養許可の廃止届』の提出が義務付けられているんですよ。
一般の家庭ではあまりないケースかもしれませんが、動物の種類によって法律が異なるというのは驚きですよね!

忘れずに済ませておきたい手続き一覧

ここまで、愛犬が亡くなった際の手続きについて解説してきましたが、いかがでしたか?
最後に、愛犬の最期を迎えたときにやるべき手続きまとめとして、一連の流れをおさらいしておきましょう!

  1. 必要な書類(鑑札や注射済票など)を探して用意する
  2. 自治体へ提出する死亡届に必要事項を記入する
  3. 市役所や保健所の窓口、またはインターネットで死亡届を提出する
  4. マイクロチップを装着している場合は、環境省のサイトで登録削除を行う
  5. 血統書がある場合は、発行団体へ連絡して抹消手続きを行う

このステップに沿って順番に進めていけば大丈夫ですよ!

愛犬への感謝とともに、ゆっくりと前へ進みましょう

愛犬を失った悲しみは計り知れず、何も手につかなくなってしまうこともありますよね。
手続きには「30日以内」といった期限が設けられているものもありますが、どうか焦らず、ご自身の心と体のペースを大切にしてくださいね。
これらの手続きをしっかり終えることも、愛犬への最後の大切なお世話のひとつです。
「たくさんの愛と思い出をありがとう」という感謝の気持ちを胸に、無理のない範囲で少しずつ進めていきましょう。
この記事が、悲しみの中にいる飼い主さんの不安を少しでも和らげ、お手伝いになれば嬉しいです!